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はじめに

これは、とあるお家のベランダに住みついた、2匹の、女の子猫たちの物語。
まだ1歳に満たないふたりは、人間でいうと、ちょうど思春期のまっただなか。
血のつながりはないのだけれど、まるで生まれついての姉妹のように仲良くなった
ふたつの命が、人間さまの界隈で、いろんな経験をしながら成長していく・・・
これは、そんな、ささやかな猫たちのお話なのです。
あなたが、この物語を、気に入ってくださると、うれしいな (^-^)    by のらん


・・・2020年5月4日 ねずは、推定15歳で永眠しました。
公園で暮らす猫たちの世話を、長くつづけている私は、
野っぱらで生きる猫たちが迎える最期の姿を、いくつも見てきたのだけれど、
みんな、日を追うごとに弱っていって、ある日、ぷつんと姿を見せなくなる・・・
亡骸が見つかった子は供養してあげられるけれど、亡骸が見つからない子も多い。

ねずとぶち子が10歳を過ぎたころから、私は、この子たちとの別れを思うようになって、
この子たちが、どこか、私が見つけられないところで、ひっそりと息絶えてしまうのは
耐えられないと思った・・・ だから、ねずが、最後の半年間、もう一歩も家から出ず、
心臓が止まる最期の瞬間まで、私に看取らせてくれたことは、感謝でいっぱいです。

ねずは天に召されていったけれど、ぶち子は、元気に15歳を迎えられそうです。
・・・さびしいのかな? なんだか、このごろ、やたらと甘えっ子になっています。



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